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AWSのクラウドプラクティショナーを取得する方法は?難易度や勉強方法を紹介

2024.01.18

AWSのクラウドプラクティショナーはAWSの認定資格の1つであり、AWSに関する基礎知識を身につけているという証拠となります。

本記事では、AWSクラウドプラクティショナーの試験内容について、出題科目や形式、試験会場、スケジュールなどをご紹介します。

そのほか、クラウドプラクティショナーを取得するための勉強方法もお伝えするので、これから勉強して受験する場合はぜひ参考にしてください。

AWSのクラウドプラクティショナーとは?

AWSのクラウドプラクティショナーは、AWS(Amazon Web Services)の基本的な知識とスキルを持つ人々を認定するためのエントリーレベルの資格です。AWSのクラウドプラットフォームに関する全体的な理解を証明するもので、AWSのサービス、基本的なアーキテクチャ、セキュリティ、経済性などの知識が評価されます。

AWS認定クラウドプラクティショナーになるためには、 AWSの基本的なサービス、特にAWSに特化したクラウドコンピューティングの基本原則、 AWSのセキュリティとコンプライアンスの基準などの知識を身につける必要があります。

そのほか、AWSの価格設定、請求、アカウント管理の概要などのAWSに関する知識を身につけることが大切です。

AWSのクラウドサービスを利用する企業の従業員や、クラウド技術に興味を持つ個人にとって、AWSのエコシステムにおける基本的な知識と能力を証明する手段となります。また、AWSのより専門的な認定資格を目指す際の出発点ともなり得ます。

AWSの認定資格

AWSは、クラウドプラクティショナー以外にさまざまな認定資格を設けています。

AWSの運用・構築

AWSの運用や構築に関する認定資格は、基礎コース・アソシエイト・プロフェッショナルの3つに分けられます。

クラウドプラクティショナーは基礎コースに該当し、アソシエイトはソリューションアーキテクト(アソシエイト)とSysOpsアドミニストレーターを指します。

プロフェッショナルは、ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)とDevOpsエンジニアのことです。

専門スキル

AWSの専門スキルに関する認定資格は、セキュリティ・データアナリティクス・機械学習・アドバンスドネットワーキング・データアナリティクスなどの幅広い知識を身につける必要があります。

専門スキルを身につけると、AWSの導入を検討している企業や運用や保守などで課題を抱えている企業のサポートで役立つでしょう。

AWSクラウドプラクティショナーの試験内容

ここでは、AWSクラウドプラクティショナーの試験内容について、科目と出題形式、難易度などをご紹介します。

科目と出題形式

AWSクラウドプラクティショナーの試験で出題される科目は、クラウドのコンセプトが26%、セキュリティとコンプライアンスが25%、テクノロジーが33%、請求と料金設定が16%といわれています。

テクノロジーの科目で出題される問題数が多い傾向にあり、AWSのサービスに関する問題を中心に出題されています。具体的には、AWSの各サービスの特徴や選び方について問われることが多いです。

また出題形式は、正解が1つの択一問題と、正解が2つ以上ある複数選択問題です。択一選択問題は、正解が1つに対し間違った選択肢が3つあります。複数選択問題は、5つ以上の選択肢の中から正解を2つ以上選ぶものとなっています。

問題数は全65問あり、点数に反映されない問題が15問あります。採点されない問題は、AWSが受験者のデータ収集を目的に設置されているものです。

難易度

クラウドプラクティショナーは、AWSの認定資格のなかで難易度がそこまで高くありません。AWSに関する知識の基礎にあたるものなので、クラウドプラクティショナーを取得してからほかの認定資格に挑戦すると良いでしょう。

試験の合格率は、公開されていないので詳しい難易度が不明です。700点が明確な合格点であり、公式では模擬試験が公開されているので、しっかり対策すれば合格する可能性が高まります。

また、IT知識やAWSの実務経験がある方にとっては、難易度が一気に下がります。すでにクラウドに関する知識を持っている方は、新たに学ばなくてはいけない範囲が狭まるので、自然と難易度が下がるといえるでしょう。

受験会場とスケジュール

クラウドプラクティショナーの受験会場は、オンラインなので自由です。ただし、オンラインとはいえリモートの試験監督がつきます。受験する場所を確保できない場合は、テストセンターで受けることも可能です。

受験する際、パソコンのWebカメラやマイク、スピーカーを用意する必要があります。試験監督の対応は、日本語で選択することができます。

また申し込みする際、AWS認定アカウントが必要なので把握しておきましょう。スケジュールは決まっておらず、24時間好きな時間に受けられます。当日申し込みもでき、試験時間は90分です。

AWSクラウドプラクティショナーに向いている人の特徴

AWSクラウドプラクティショナーは、AWSに関する基礎となる知識を身につける必要があるため、非エンジニアの方やAWSサービスを使っている企業の従業員の方におすすめです。

AWSクラウドプラクティショナーを取得しようとすると、自然とITやAWSに関する基礎知識を身につけることができます。AWSサービスを直接扱わない方でも、エンジニアの意図を理解するために、AWSクラウドプラクティショナーを取得すると良いでしょう。

また、AWSクラウドプラクティショナーを取得すれば、AWSサービスを使う業務への理解度が上がります。AWSクラウドプラクティショナーの取得をきっかけに、AWSサービスを扱うさまざまな業務に取り掛かれる可能性があります。

ただし、すでにITやAWSに関する知識を持っている方は、AWSクラウドプラクティショナーではなく、レベルの高い認定資格にチャレンジすることがおすすめです。AWSクラウドプラクティショナーを取得しないと受験できない資格がありましたが、現在は制限が設けられていません。

AWSクラウドプラクティショナーを取得する時の注意点

AWSの認定資格は、取得してから3年間の有効期間が設けられています。有効期間を過ぎると、取得した資格は無効となってしまうので、定期的に取得してレベルを保持することが大切です。

有効期間が切れる際、同じ試験にトライするだけではなく、現状よりもレベルの高い資格を取得することもできます。期間を過ぎる前に、最新知識を身につけて再受験する必要があります。

有効期限が近づいてきたら、AWSから再受験の案内が送られてくるので、知らぬ間に切れていたということはないでしょう。

AWSクラウドプラクティショナーの勉強方法3つ

ここでは、AWSクラウドプラクティショナーを勉強する方法を3つご紹介します。

AWSの無料トレーニングを受講

AWS自体が提供するTraining and Certificationプログラムには、多くの無料トレーニングコースが含まれています。これらは、AWSの基本から応用まで幅広いトピックをカバーしています。

無料トレーニングでは、AWSの基本的な概念、サービス、使用方法について学べます。特に、AWS Cloud Practitioner Essentialsというコースは、クラウドプラクティショナー試験の準備に特化しており、AWSの基本的なアーキテクチャ、セキュリティ、経済性などを網羅しています。

無料トレーニングは、自分のペースで学習を進めることができるため、忙しいスケジュールの中でも学習を継続することが可能です。一部のコースでは、AWSの実際のサービスを使用する実践的なラボも提供されます。

またAWSトレーニングには、試験準備向けの追加資料やサンプル問題も含まれていることが多く、試験に対する理解を深めるのに役立ちます。AWSの学習コミュニティやフォーラムを利用することで、他の学習者や専門家からのサポートやアドバイスを受けることが可能です。

参考書を購入

良質な参考書は、AWSの基本から応用まで、体系的に知識を学ぶことができる構造になっています。AWSの各サービスや概念に関する詳細な情報が提供されていることがほとんどで、初心者でも段階的に理解を深められるでしょう。

クラウドプラクティショナー試験に特化した参考書は、試験で問われる可能性のある重要なトピックや、試験形式に合わせた学習が可能です。

多くの参考書には練習問題や模擬試験が含まれており、実際の試験に対する準備を効果的に行うことができます。

AWSは頻繁にアップデートされるため、最新版の参考書を選ぶことが重要です。最新の情報に基づいて学習することで、変更されたサービスや機能に対応できます。

模擬テストを実施

模擬テストは、実際のAWSクラウドプラクティショナー試験の形式を模倣しています。これにより、試験の流れや時間管理、問題の種類に慣れることができます。

また、自身の理解度を確認して弱点を特定できます。不正解だった問題を復習することで、理解を深め、知識を補強することが可能です。

模擬テストで良い成績を収めることは、試験への自信を高めます。一方で苦戦した場合でも、どの分野を重点的に勉強すべきかが明確になります。

また模擬テストは、限られた時間内で問題を解く練習にもなります。実際の試験では時間管理が重要となるため、模擬テストで効率的な解答の練習をすることが有効です。

AWSやほかの教育プロバイダが提供する模擬テストをオンラインで入手でき、多くは無料または有料で提供されています。繰り返し解くことで試験への対策を強化できます。

まとめ

AWSクラウドプラクティショナーは、AWSの基本的な知識とスキルを認定するエントリーレベルの資格です。

試験内容は、AWSの基本的な科目をカバーし、選択式の問題で構成されており、難易度は初心者向けです。試験は、特定の受験会場またはオンラインで受験できます。

またAWSクラウドプラクティショナーは、AWSの基礎を理解したい人や、クラウド技術のキャリアを目指す人に適しています。

これから資格取得のために勉強する場合は、AWSの無料トレーニングの受講、関連する参考書の購入、模擬テストの実施などを行って、知識を身につけると良いでしょう。