AWS保守・運用代行

システムに関して大きな障害が発生した時はもちろん、ちょっとした疑問点や相談事でもすぐに対応してもらえないと不満が募ります。付き合いが長くなるうちに手を抜かれたり、担当者の人数を減らされたり、担当者替えになったタイミングでさらに対応が悪くなったり、ということも。

保守の担当者が忙しくて連絡がなかなか取れなかったり、こちらの質問や要求の意図を汲んでくれなくて、コミュニケーションを取るのが大変…ということも。開発の担当者と保守の担当者が別だったために、開発時の状況や社内の状況を理解しておらず、意思の疎通ができませんでした。

要望を出せばやってくれるものの、向こうから積極的な改善提案や保守内容の報告などのリアクションがなく、ヤキモキさせられることがあります。このまま保守を依頼していて意味はあるのだろうか…そう思ってしまったら、考え直すときかもしれません。

報告・連絡・相談という当たり前を、適切なタイミングで行わない業者も中には存在します。また、定期的な点検・報告のフローは単調なため、企業によってはすぐ担当を若手に替えたり、次第に対応が悪くなることがあります。

保守代行業者の中には、AWSを他のシステムと大差ないと捉えており、AWSに関する専門のトレーニングを修了せずにAWSの保守・運用を請け負う業者も存在します。AWSをよく知らない技術者に保守運用を依頼した場合、もっと効率の良い使い方があっても提案してもらえない、新たな機能が開発されても紹介してもらえないなどの不利益を被ることがあります。