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WinActorの費用・料金を完全解説|導入コストから年間ランニングコストまで

2026.06.23

/最終更新日:

「WinActorって結局いくらかかるの?」

RPAツールの導入を検討するとき、経営層への稟議や予算申請のために具体的な費用が必要です。しかしWinActorはオープン価格制のため、公式サイトには価格が掲載されていません。

本記事では、WinActorの導入に必要なコストを「初期費用・年間ランニングコスト・規模別シミュレーション」に分けて、できる限り具体的に解説します。稟議書・予算計画の作成にそのまま活用できるよう、費用の内訳と相場感をまとめました。

想定読者

本記事は、次のような方を想定しています。

  • WinActor導入を検討しており、上司・経営層に費用感を説明する必要がある方
  • 既にWinActorを導入しているが、コストが適正かどうか確認したい情シス担当者
  • WinActorとPower Automateなど他ツールのコストを比較検討している方
  • 複数部門・複数拠点への展開を計画しており、総コストを把握したい方

WinActorの費用体系を理解する

WinActorの費用は大きく4つに分類できます。

費用項目内容頻度
ライセンス費用NL/FLライセンスの購入費初回購入時
保守・サポート費用バージョンアップ・技術サポートの権利毎年(更新)
導入・構築費用業者への設定・フロー作成委託費初回のみ(任意)
運用・教育費用社内トレーニング・運用管理費継続的(任意)

このうち、ライセンス費用と保守費用は必須の固定コストです。導入・構築費用と運用費用は、社内で対応できる場合は抑えることができます。

ライセンス費用の相場

WinActorのライセンス価格はオープン価格のため、業者によって大きく異なります。以下は業界内での一般的な目安です。

NL(ノードライセンス)の価格目安

購入本数1本あたりの目安価格
1〜2本30〜50万円/本
3〜9本25〜40万円/本(数量値引きあり)
10本以上20〜35万円/本(要交渉)

FL(フローティングライセンス)の価格目安

購入本数1本あたりの目安価格
1〜2本50〜80万円/本
3〜9本40〜65万円/本(数量値引きあり)
10本以上35〜55万円/本(要交渉)

FLはNLより1本あたりの価格が高い傾向がありますが、少ない本数で多くのPCに展開できるため、利用台数が多い場合はFLの方がトータルコストが安くなるケースもあります。

重要:上記はあくまで目安であり、業者によって30〜40%程度の価格差が生じることがあります。必ず複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。

年間保守費用(ランニングコスト)の相場

WinActorのライセンスには通常1年間の保守・サポートが含まれています。2年目以降の更新費用(保守費用)の目安は以下のとおりです。

ライセンス種別年間保守費用の目安
NL 1本5〜12万円/本/年
FL 1本10〜20万円/本/年

保守費用もオープン価格であり、業者によって差があります。更新のタイミングで相見積もりを取ることで削減できる可能性があります。

導入・構築費用の相場

WinActorの使い方を覚えて自社でフロー作成する場合は、構築費用は不要です。ただし、業者に設定・開発を依頼する場合は別途費用が発生します。

導入支援・環境構築費用

作業内容費用目安
初期設定・動作確認5〜15万円
フロー(シナリオ)設計・作成(簡単な業務)20〜50万円/フロー
フロー(シナリオ)設計・作成(複雑な業務)50〜200万円/フロー
社内向けトレーニング(1〜2日)10〜30万円

フローの難易度・作業量によって大きく変動するため、複数業者からの見積もり比較が有効です。

導入規模別コストシミュレーション

実際にどのくらいの費用がかかるか、導入規模別にシミュレーションします。

パターン1:小規模導入(NL 2本・1部門)

項目初年度2年目以降(年間)
ライセンス費用80万円(40万×2)
保守費用(初年度含む)16万円(8万×2)
初期設定・トレーニング20万円
合計100万円16万円/年

パターン2:中規模導入(FL 3本・3部門展開)

項目初年度2年目以降(年間)
ライセンス費用165万円(55万×3)
保守費用(初年度含む)45万円(15万×3)
フロー作成(3本)90万円(30万×3)
合計255万円45万円/年

パターン3:大規模導入(FL 10本・全社展開)

項目初年度2年目以降(年間)
ライセンス費用450万円(45万×10)
保守費用(初年度含む)130万円(13万×10)
フロー作成・展開支援300万円
合計750万円130万円/年

※ 上記は目安のため、実際の費用は業者・条件によって異なります。相見積もりにより20〜30%程度の削減が可能なケースもあります。

WinActorのコストを下げる3つの方法

方法1:相見積もりで業者間の価格差を活用する

WinActorはオープン価格のため、業者によって30〜40%の価格差が生じることがあります。特にFLは価格差が出やすく、相見積もりによって年間数十万円単位のコスト削減に成功した企業事例もあります。

方法2:保守更新のタイミングで値下げ交渉する

毎年の保守更新は、コスト見直しの最大のチャンスです。更新時期の3か月前から複数業者に見積もりを依頼し、「他社からも見積もりを取っている」という交渉姿勢を見せることで、価格調整につながることがあります。

方法3:実際の利用状況に合わせてライセンス本数を最適化する

導入から数年が経つと、実際に使っているライセンス本数が変化していることがあります。FLであれば同時使用数の実績データを確認し、余剰ライセンスがあれば更新本数を減らすことで費用を削減できます。

WinActorとPower Automateのコスト比較

WinActorと比較されることが多いのが、MicrosoftのPower Automateです。両者のコスト感を大まかに比較します。

比較項目WinActorPower Automate Desktop
ライセンス費用30〜80万円/本(オープン価格)Microsoft 365に含まれる場合がある
年間保守費用5〜20万円/本/年Microsoft 365の月額に含まれる
導入難易度中〜高(設定項目が多い)低〜中(GUIが直感的)
日本語サポート◎(NTTデータ)○(Microsoft)
製造業・基幹システム連携◎(豊富な実績)○(対応可能だが要スキル)

すでにMicrosoft 365を契約している企業では、Power Automate Desktopが追加費用なしで利用できる場合があります。一方、製造業や基幹システムとの連携実績が豊富なWinActorを採用する企業も多く、要件によって選択が変わります。

よくある質問

Q. WinActorの価格はどこで確認できますか?

A. WinActorはオープン価格制のため、NTTデータ公式サイトには価格が掲載されていません。NTTデータの認定代理店・パートナー企業に問い合わせて見積もりを取得する必要があります。複数社から見積もりを取ることで価格相場を把握できます。

Q. WinActorの無料トライアルはありますか?

A. 無料評価版(試用版)が提供されています。利用できる期間・機能に制限がありますが、本格導入前の動作確認や社内検討に活用できます。詳細はNTTデータまたは認定代理店にお問い合わせください。

Q. WinActorの費用は全額損金算入できますか?

A. ライセンス費用の会計処理は、購入形態(永続ライセンス/年間サブスクリプション)や金額によって異なります。高額なソフトウェアライセンスは無形固定資産として資産計上する場合もあります。詳細は貴社の経理・税理士にご確認ください。

Q. 導入前にROI(投資対効果)の計算はできますか?

A. 対象業務の処理時間・人件費を元にROI試算が可能です。一般的には「自動化による年間削減時間 × 時間単価」で算出した削減効果と、ライセンス費用・構築費用を比較します。c3index では導入前のROI試算支援も行っています。

まとめ

本記事のポイントをまとめます。

  • WinActorの費用はライセンス費用・年間保守費用・構築費用・運用費用の4種類で構成される
  • ライセンス価格の目安はNL 30〜50万円/本、FL 50〜80万円/本(オープン価格・業者によって異なる)
  • 年間保守費用はNL 5〜12万円/本、FL 10〜20万円/本が目安
  • 業者間で30〜40%の価格差が生まれることがあるため、相見積もりが最も有効なコスト削減手段
  • 保守更新のタイミングと値下げ交渉・利用本数の見直しでランニングコストも削減できる

WinActorの費用見積もりや導入検討のご相談は、c3index にお気軽にどうぞ。

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c3index は、WinActorをはじめとするRPAツールの導入・ライセンス調達支援を行っているシステム会社です。費用見積もりの取得サポートから、ROI試算・導入後の運用支援まで対応しています。